
やってみたシリーズ「備蓄品の整理収納」
目次
こんにちは!ポラススマイリング編集部です。
毎年9月が「防災月間」と呼ばれていること、ご存知ですか?
1927年9月1日におきた関東大震災などにちなみ、9月1日が「防災の日」とされました。
そこから派生して、台風など様々な自然災害が起きやすい時期であることから、9月全体が「防災月間」として周知され、防災意識を高めるきっかけにされています。
非常持ち出し袋や避難経路の確認など、避難にまつわる備えが注目されがちですが、意外とおろそかになりがちなのが普段の備蓄品の管理。
家を離れなければならない災害だけではなく、感染症や台風など、一時的に家から出られなくなる災害もあります。
いざという時、「アレがなくなったけど、危なくて外には出られない……」と困ってしまわないためにも、日用品の在庫を確認しやすい環境づくりをしましょう。
今回は、情報誌スマイリング2020年夏号「整理収納アドバイザーが教える 収納の上手な活用方法 備蓄品の収納編」を参考に、備蓄品の収納を見直してみます。
備蓄品収納の流れ
1.必要な備蓄品の種類や量を決める
2.保管方法を確認する
3.収納場所を決め、スペースが足りない時は量や配置などを見直し、場所をつくる
4.種類・用途・使用期限などで仕分けて、箱などにまとめる。
5.収める
1.必要な備蓄品の種類や量を決める
今回、収納方法を見直す備蓄品は「ティッシュペーパー」にしました。
鼻炎持ちの家族がいるため、常に未使用のものを「2箱以上」は備蓄するようにします。
2.保管方法を確認する
ティッシュペーパーの保管で注意すべきことを確認します。
これらの紙製品は、においを吸着しやすい商品です。 周りに強いにおいの物を置かないよう注意してください。 また、虫が入らないように注意してください。 湿度の高いところを避け、直射日光が当たらないところに保管してください。 なるべく、購入した順にお使いください。
3.収納場所を決め、スペースが足りない時は量や配置などを見直し、場所をつくる

現在の場所はコチラ。洗面所の棚下、本来は洗濯物などを一旦入れておくためのカゴに入れています。
以前は別の場所にあるラックの所定の場所に置いて管理していましたが、大掃除でラックを処分してしまったため、変な場所で保管するのが常態化してしまっています。
・直射日光が当たらない場所に保管する
は満たせていますが、洗面所は風呂場のすぐ近くなので
・湿度の高いところを避ける
には反してしまっています。
また、すぐ横に使いかけの洗剤の在庫をしまっているので
・強い匂いのものを避ける
にも抵触してしまっています。
そのため、リビングの棚上へ収納場所を変更することにしました。これで
・直射日光が当たらない場所に保管する
・湿度の高いところを避ける
・強い匂いのものを避ける
の三点を満たすことができました。
4.種類・用途・使用期限などで仕分けて、箱などにまとめる。
この場所にはティッシュペーパーのみを置くので、仕分けや容器への収納は省きます。
5.収める

移動完了です。以前より適した保管方法になったほか、扉がない収納になったため取り出しやすくなり、残数もわかりやすくなりました。
みなさんも、備蓄品の収納を見直してみてはいかがでしょうか。