
やってみたシリーズ「生成AIの回答速度が爆上がりする「4つの魔法」!」
目次
ここ数年、急速にシェアを伸ばした「Chat GPT」。
アメリカの「OpenAI社」が開発した、入力した内容について、AIが自然な会話を生成してくれるサービスです。
ちょっとした調べものや、旅行のプラン、プログラミング、悩み事の相談など、様々な用途に使用されています。
「そんなに便利なら、使ってみようかな…」と思って試してみたら、あまりいい回答が返ってこずガッカリ!そのまま使わなくなってしまった…という方もいらっしゃるのではないでしょうか。実は、質問で工夫をすると、よりよい回答を提示してくれるんです。
今回は、情報誌スマイリング2025年【AIと暮らす新生活】生成AIの回答速度が爆上がりする「4つの魔法」! にならって、質問の仕方でどのぐらい回答に変化があるのか、検証してみます!
「4つの魔法」とは?
「4 つの魔法の質問(プロンプト)」を使うこと!
①. 役割を伝える
例:「あなたは三重県の旅行プランを作る事については日本一の旅行ガイドです」
②. 誰に向けた内容かを伝える
例:「旅行に行くのは食と文化が大好きな東京住まいの40代女性2人組です」
③. 出してほしいアウトプットを伝える
例:「食を中心に三重県を堪能できる3 泊4 日の旅行プランを3 つ作ってください」
④. 追加条件を伝える
例:「今回は新幹線で名古屋乗り換えなので行きと帰りで名古屋メシも堪能したいです!」
実際に質問をしてみよう!普通に質問してみると…
今回は、夕食のメニューについて質問をしてみます。

夕飯の献立を
まずは、ただ一言「今晩の献立、何がいいかな?」と質問してみました。

適当に質問をしても、必要な情報を追加で聞きだしてくれるんですね。
その後、レシピ情報がテキストで返ってきました。
・メイン:回鍋肉
・サブ:中華風卵スープ
・副菜:きゅうりの中華風ピリ辛和え
・主食:ごはん
というメニュー構成で、それぞれの材料、作り方、所要時間が詳細に書かれていました。これだけでも十分ありがたいですが、「4つの魔法」で、どのように変わるのでしょうか?
「4つの魔法」でどう変わる?
4つの魔法を実践してみましょう!

実際に質問してみると…

設定に忠実に、雑談を交えながらレシピを教えてくれるようです。
この後レシピの情報が続きましたが、
・主食:白ご飯
・主菜:回鍋肉
・副菜:中華風春雨サラダ
・副菜:ザーサイ冷ややっこ
・汁物:中華たまごスープ
材料、作り方に加えて、合わせ調味料の指示、作る際のポイント等が追加されていました。これはありがたい!

買い物リストもつけてくれています。至れり尽くせりですね。

気遣いもこまやかですね。やはり、「4つの魔法」を使用したほうが、より詳しい情報を一回で得ることができるようです。
おわりに
「4つの魔法」に従って質問することで、より詳しい回答を得ることができました!
みなさんもChat GPTなどを使用する際にはぜひ、「4つの魔法」を意識した質問をしてみてください!