
【プロが教える 永く住むための住まいの健康法】新築から10年ついている「長期保証」! 内容は? 延長は必要?
目次
新築から10年間ついている長期保証。「具体的に保証内容ってどんなもの?」「10 年で延長しないといけないの?」「スマイリングで取り上げてほしい」など、読者の皆さんから多くの声をいただいています。今回はそんなリクエストにお応えして、ポラスの保証制度について詳しくご紹介します。

【ポラスグループ】住宅品質保証株式会社
アフターメンテナンス部
田村さん
【教えて!田村さん】ポラスの保証ってどんな内容ですか?
ポラスの保証は1年間の短期保証~10年間の長期保証まで様々な内容があります。
植栽の枯れや、設備の不具合などで保証を適用されたことのある方もいらっしゃるかと思います。以下保証書に記載の内容を抜粋し表にしました。

ポラスで保証を継続するメリット
①保証点検が無償継続
保証延長後の12年、15年、18年の点検が無償で継続します。
②駆けつけサービスがお得!
ドライバー1本で対応可能なものは無料対応!(通常は作業代5000円)
③長期保証対象の異常発生時は無償で修繕
雨漏り、構造躯体の異常は全てポラス負担で修繕しますので大きな出費がかからずに済みます。

他社との比較

※各会社によりサービス内容が異なるためあくまで一般的な情報です。
【教えて!田村さん】どうして保証延長工事が必要なの?
屋根

野地板という木材の板で屋根を造り、防水シートを貼ったあとに屋根材を固定します。
最後に頂上に棟板金を被せ雨の侵入を防ぎます。
棟板金が浮いたり隙間が生じると、雨の入口となってしまうため定期的に交換などが必要です。
外壁

柱の外側に防水シートを貼り、胴縁という外壁材を固定する木材を取り付け外壁材を止めつけて
いきます。
最後に外壁材の隙間にシーリングを充填して雨を侵入を防ぎます。
ゴム状のシーリングにひび割れや隙間が生じてしまうと雨の入口となってしまうため定期的に打ち替えが必要です。
バルコニー

木材の板で造られた床の上に、FRP 防水というガラス繊維と液体樹脂で防水層を作り雨水の侵入を防ぎます。
屋根や外壁と違いひび割れ箇所から雨が侵入すると雨漏りに直結してしまうため定期的に上塗りが必要です。

雨漏りは、雨水の侵入口から始まります。10 年目は劣化前に対策できる大事なタイミング。図面も揃い、皆様の家を建てた会社だからこそ信頼できるメンテナンスをご提案いたします!
悪質なリフォーム事業者や、ポラスの業者を装った建物点検や修理の訪問営業にご注意ください。
国土交通省・消費者庁からも注意喚起!が出ています。
いきなり訪問してきて、「屋根のクギ(ビス)が浮いている/ 外れている」などと不安をあおり、その場で契約を勧めてくる業者には注意しましょう。
訪問業者チェックポイント

☑名刺はもらったか
ポラスの業者を名乗ったり、「近くで工事してて」などごまかすのはよくあるケース。
☑契約を迫ってこないか
早期に契約し入金後に逃げてしまうケースも。
※ポラスグループでは業者に委託した建物の点検や修繕に関する訪問営業は一切行っておりません。
情報誌スマイリング2025年夏号に封入されている「点検からメンテナンス・候補はポラスにお任せください!」チラシが、webでもご覧いただけます!
→「点検からメンテナンス・候補はポラスにお任せください!」チラシを見る!