ポラスの10 年目有償点検リポート

家を建てて1 年、2年…と年月が経過するとともに傷んでくるもの。

ポラスでは、家を建てた会社だからこそ知っている傷みやすい箇所を重点的に、定期的な点検を行い、必要なメンテナンスの提案を行っています。

今回は築10 年目の有償点検を行う菊地さんご一家に密着。

作業の流れと点検のポイントを解説します。

この先の10年、20年を安心の住まいで暮らすために「約60項目にわたる住まいの健康チェック」

家は10 年を過ぎると何かしらの不具合が生じる可能性が高まります。

10 年目有償点検では建築士・公的資格を保有するメンテナンススタッフが専門機材を駆使して、約60 項目にわたり住まいの健康状態を診断します。

ポラスの新築にお住まいの方は、限定優待価格5,000 円で受けることができます。

菊地家の10 年目点検

①まずはお客様に点検の流れを説明します。

②外観

最初は屋外の状態から。

外壁のそり、塗膜の剥がれ・亀裂、シーリングの劣化などがないか写真を撮影しながら細かく見ていきます。

③基礎

基礎部分はデジタル水平器を使って傾き具合を確認。

また亀裂やシロアリの形跡(蟻道)などがないかもチェックします。

④排水管

点検口より排水管の汚れ具合を確認します。

⑤屋根

屋根の状況は、長いポールの先端に取り付けたカメラ(ポールカメラ)で撮影した映像で、瓦の欠けやズレ、棟と呼ばれる頂点部分のズレ、屋根に塗った漆喰の劣化などを全方向からチェックします。

⑥ベランダ

家の中は2階のベランダから点検。

日光が当たり続けることで生じやすい防水層の亀裂や浮きの確認をします。

⑦トイレ

トイレは水漏れしやすい便器の裏や脇を中心に、目視で確認します。

⑧キッチン

キッチンなどの水回りは、水漏れをチェック。

蛇口やシンクの下、洗面台の脇などを細かく見ていきます。

⑨床下

最後に床下の点検。

基礎部分の亀裂、欠損、サビ等の他に、木部のシロアリ跡有無をチェック。

構造材の乾燥状況を計測し自然通気が保たれていることも確認します。

ここに紹介したのは、約60 の点検ポイントのほんの一部。

細部にわたるチェックで、修繕必要箇所を見逃しません!

10 年目点検を終えた菊地さんの感想

普段は目にすることができない箇所までチェックしてもらい安心しました。

また点検中に「何年目には、こんなメンテナンスをした方がいい」というアドバイスをもらえたことも助かりました。

おそらく入居時に聞いていることかもしれませんが、10 年も経つと忘れていることも多いので…。

ご近所の方々にも、何をどこまでやってくれるのか、説明したいと思います。

点検+メンテナンスで10 年間の保証延長

点検結果はそれぞれの箇所ごとに4段階で評価され、後日担当スタッフが持参する報告書により「見える化」されます。

さらにこの結果を基に、必要なメンテナンス工事の提案が行われます。

これに基づいた有償のメンテナンス工事を行うことで、新築時の長期保証を10 年間延長することができ、20 年目にもう一度有償点検および有料メンテナンス工事を行えば、さらに築30 年まで再延長することができます。

よくある質問

よく質問いただく内容をご紹介します。

他社で外装工事をされますとその時点で保証が免責になってしまいますのでご注意ください。

ご検討の際はまずポラスへご相談ください!

【ポラスグループ】住宅品質保証株式会社
アフターメンテナンス部

篠崎 拓弥さん

Q.保証延長には費用がかかりますか?

保証料は頂いておりません。

保証に必要なメンテナンス工事を弊社(住宅品質保証株式会社)にて実施頂く必要があります。

Q.保証延長はいつまでできますか?

お引渡しから10年を迎えるまでにメンテナンス工事を完了する必要があります。

Q.保証延長に必要なメンテナンス工事費用は?

仕様によりますが、外壁がモルタルなら60 万円~、サイディングなら100 万円~が目安となります。

Q.診断やメンテナンス工事はどれくらいの時間がかかりますか?

診断は1時間半~2時間ほど、工事は内容によりますが、足場設置から完了まで1か月ほどです。

Q.なぜ10 年点検だけ診断料が5,000 円かかるのですか?

これまでの点検と異なり、専門の診断員が機材を使用して細部の点検をするためです。

診断後は報告書を作成しますので、書面でご自宅の状況
をご確認いただくことができます。

Q.メンテナンス工事に際し、準備することはありますか?

足場設置のため、宅地の状況によってはお車を工事期間中移動していただく必要があります。

工事をご検討の際は、早めに近隣駐車場等を調べると安心です。

Q.保証延長はなぜ必要なのですか?

台風による雨漏り等、万一の際に大きな出費をしなくてすむための保険と考えてください。

保証延長をすると定期点検がついてきますので、未然に建物の不具合を見つけることが可能です。

Q.保証延長をしないと何か困る可能性はありますか?

例えば台風などで雨漏りをした場合、保証があればお客様負担はゼロですが、お客様負担で修繕を行う場合、多額の金額がかかるため急な出費に困られるケースが多いようです。

事例① 15 年目で雨漏りが発生

 →【未延長】大幅に解体が必要なことに(費用概算:230万円)
 →【延長済】無償で直すことができた (保証適用:0円)

事例② 12 年目でバルコニー防水不備からの雨漏りが発生

 →【未延長】修繕に大きな出費が必要に(費用概算:60万円)
 →【延長済】無償で直すことができた(保証適用:0 円)

Q.災害があった場合、保証はどうなりますか?

天災(地震・津波など)の場合、躯体破損は免責(事業者)となります。

飛来物での物損等は火災保険の範囲ですが、ご契約内容により適用範囲が異なります。

このタイミングで、ご加入の火災保険・地震保険のご契約内容を改めてご確認下さい。

 
引用元
情報誌スマイリング 2022春号

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