お住まいになった方から、お庭についてのご相談をいただくことが多くなってきました。

初めてお庭を持つ方も多く、どのように手入れをすればいいか?とみなさん悩まれているようです。

今回はその中でも芝生(高麗芝)のお手入れを見ていきましょう。

🌟夏の枯れを防ぐため、定期的な芝刈りを!(2cm程が良いとされています)
🌟《高麗芝》は、冬の間葉は枯れますが、根は生きています。冬でも地中深く成長します。

芝生が枯れてる?ひょっとしたら「水やり不足」かも! 水をあげるときはたっぷりが基本です

実は、お客様が十分と思われてる水の量と実際に必要な水の量に大きな差がある場合が多いのです。

表面が茶色く枯れているように見えても、正しく水やりをすることで、芝が元気になる可能性があります。

芝張り後の水やり

・春に張った場合(4~6月)/1ヶ月間 毎日たっぷり

・秋に張った場合(9~11月)/2~3日おきにたっぷり

・冬に張った場合(12~3月)/基本は必要なし。(晴天が続いたら月に一度)

根付いた後の水やり

・春・秋(4~6月・9~11が月)/3~4日に一度たっぷり

・夏(7~10月)/毎日朝・夕方

・冬(11~3月)/基本は必要なし。(晴天が続いたら月に一度)

これだとNG!足りない水やりの例

ちょっと待ってください!実はこれ、水をあげてるようであげてないのに等しいのです!

【パラパラと表面を濡らすだけの水やり】

新居はお客様の引っ越し同様、芝も引っ越してきたばかりです。

なので、まだ新しい地にしっかり根付いていないのです! 表面が濡れる程度の水量では芝生がすぐ乾いてしまい、根が地中深くまで伸びません。

「たっぷり」=足で芝を踏んでみて水が浮くくらい!

芝生の水やりの基本は、地中深くたっぷりまくこと!

一ヶ月ほど経過したら芝を引っ張ってみてください。はがれなければ根付いてます。

冬以外の水やりは「たっぷり」!

根気がいりますが、早朝もしくは夕方20~30分ほど、芝生が水でヒタヒタになるぐらい水をあげてください。

芝生の水やりは張った季節や張った後・根付いた後などによって異なります。今回の内容は春~秋の水やりを想定しています。

 

情報元:情報誌スマイリング2017年夏号

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