【特集】ボディメイクのプロが教える「Tシャツが似合うカラダづくりのポイント3つ!」
目次
夏真っ只中、毎日暑い日が続いています。
この時期のファッションの主役は、なんと言ってもTシャツ!
カッコよく着こなすには、Tシャツのデザインやシルエット同様に、身体を美しくつくり上げることが大切です。
そこで今回は、ボディーメイクのプロフェッショナルに、Tシャツが似合うカラダになるための運動や食事について話を聞きました。
教えてくれたのは…
野本麻紀子さん
運動、休養、食の健康三原則に則って、トレーニング、エステ、ネイル、鍼灸など、一日中健康と美容に向き合える総合サロン「matou Tokyo ABM」代表。2023年からは「Bijo-Labo」という美容食ブランドも立ち上げ、全方位から美容健康をサポートするサービスを提供している。
Tシャツが似合う美しいボディラインを健康的に作り上げるには、激しすぎる運動や急激な食事制限よりも、無理なく、毎日続けられる、ちょっとした努力を習慣づけることが大切です。
その観点から、気がついた時に意識的に正す姿勢の形や、30秒間頑張るだけの軽いエクササイズ、量を減らすことなく、調理の仕方で脂質をカットする食事をご紹介します。
point1「姿勢」10秒間キープで運動と同じ効果!
「巻き肩」を直して、美しいシルエットに
カッコいいTシャツ姿は、まずは姿勢から。
肩が丸まって前方に出てしまっている、いわゆる「巻き肩」は、パソコンやスマホの画面を見ようと頭が前に出過ぎることが原因の一つとも言われ、現代人に多い姿勢です。
若々しいはずのTシャツ姿も、活力がなく、老けて見えてしまいます。
①鎖骨が真横に一直線になるよう意識して、肩甲骨を寄せ、胸を張ります。
②腰骨からまっすぐ上の位置に肩が収まるよう、腕を下げます。
この1-2の姿勢を10秒ほどでもよいので、1日に何回も意識的に取るようにしましょう。
Tシャツを着た時のシルエットが美しくなるのはもちろん、その都度腹筋や背筋が刺激され、運動と同じようなエクササイズ効果が得られます。
point2「運動」自分のペースで、一日30秒間×3セット
30秒の運動で、ラクにカラダを引き締める
90秒間連続した筋トレをするよりも、30秒やって30秒の休憩を入れながら3セットやったほうが、筋肉の引き締めには効果がありますよ!
ムービング・プッシュアップ 腕・胸・お腹に効果的!
膝をついた状態で、腕立て伏せの体勢になります。
肩→腰→膝のラインが一直線 になるようにするのがポイント。
腕立て伏せのように、腕を曲げて体勢を沈
めます。
このとき、 おへその下の「丹田」にも力を入れると腹筋にも効きます。
再び腕を伸ばしたら、床についている両手の間隔を変えて、また腕を曲げて体勢を沈めます。
両手の間隔を変えることで使う筋肉の箇所が変わり、広範囲かつ効果的に鍛えることができます。
ニュートラル・レイズ 二の腕・背中に効果的!
バスタオルを丸めて床に置き、その上に額を乗せ
て、うつ伏せになり、頭の方向に腕を伸ばします。
伸ばし切った後、今度は 肩甲骨を寄せる
ように 、肘を腰の方向に曲げます。
※もっと負荷を高めたいときには
両手に水の入ったペットボトルなどを持って行うと良いでしょう
point3「食事」脂質カットで”ガマンしない”ダイエット
夏に気になる体臭軽減効果も
3大栄養素の中で1gあたりのカロリーがもっとも高い脂質を制限することで、食事量を充分に確保したダイエットをすることができます。
ただし脂質も人間の活動に必要な栄養。完全にカットするのではなく、買い物や調理の工夫で量を減らすようにしてください。
例えば「ロースよりヒレ、モモ肉よりムネ肉を選ぶ」「調理の前に、包丁で脂身を極力取り除く」など
を心がけましょう。脂質制限により、夏は特に気になる体臭軽減の効果も期待できます。
しっとり柔らかよだれ鶏(Bijo-Labo ECサイトより)
鉄分も摂れるもちもちあんこBAGLE(Bijo-Labo ECサイトより)
本記事監修の野本先生が運営する、女性のための美容食「Bijo-Labo ECサイト」では、脂質をカットした美味しい冷凍メニューを販売中。
食べすぎたら、48時間以内にリセット!
誰でも時には「つい食べ過ぎてしまった…」と自己嫌悪になることもあると思います。でも一般的に、48時間以内に食事や運動でリセットすれば、体脂肪はつきにくいとされています。
ストレスは腸の働きを弱め、結果として太ることにも繋がります。「食べる時には美味しく、楽しく食べて、次の日から頑張る!」という気持ちが大事です。