親の「もしも」への備え ~介護保険ってどんな制度?~

ポラス柴です。

親にもし介護が必要になったら……。「親の介護」を考える上で大変重要な役割を担うのが「介護保険制度」です。

ニュースでも何かと話題にあがる「介護保険制度」について、みなさんはどのようなイメージをお持ちですか?

40歳以上の方は介護保険料を給与天引きなどによって毎月納付されていると思いますが、実際にどのように利用するのか、どんなことができるのか? 

今回は介護保険制度についてご紹介します。

 

介護保険の利用には介護認定が必要!

介護保険の加入者(被保険者)は介護認定を受けることで、1~3割の負担で介護保険のサービスを利用できるようになります。

介護保険サービスは大きく分けると、以下の二種類があります。

  • お家に住みながら利用する在宅系のサービス
  • 介護施設に入居して受ける施設系のサービス
介護保険の在宅サービス例
・ヘルパーによる身体介助や家事など
・デイサービスやリハビリ施設への日帰り
・介護施設での短期宿泊
・福祉用具のレンタル、購入
・住宅改修
参照:スマイリング 2019年夏号

 

支給限度額に注意!

健康保険とは異なり、介護保険は7段階の要介護度(介護が必要な度合い)によって保険の限度額があり、限度額を超えた分については全額自己負担となります。

介護度支給限度額/月
要支援150,320円
要支援2105,310円
要介護1167,650円
要介護2197,050円
要介護3270,480円
要介護4309,380円
要介護5362,170円
※支給限度額 1単位=10円で計算(自治体によって異なります)

 

親の「もしも」への備え5大項目

1.親が元気なうちから話をしておく
2.親の日頃の暮らしを把握しておく
3.地域の情報収集をしておく
4.会社の介護休業制度を把握しておく
5.兄弟姉妹で親の事を話し合う

■詳細はバックナンバーをご覧ください。

 

筆者:柴 俊之
介護福祉士/福祉住環境コーディネーター2級/宅地建物取引士

母親が認知症になったことがきっかけで介護の世界へ。現在は超高齢社会でも安心して暮らせる街づくりを目指し、ポラスグループ 中央グリーン開発株式会社にて活動中。

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