まず片づけ、それから掃除!これが正しい順番です

年末の大掃除、毎年「時間がかかる」「途中で挫折してしまう」という悩みはありませんか?
実は、掃除の前に「収納・片づけ」をすることが成功の鍵なんです。
収納王子コジマジックさんに、効率的な年末大掃除のコツを教えていただきました。

収納王子コジマジック

(一般社団法人日本収納検定協会 代表理事/ 小島弘章)片づけ・収納・住まいに関するプロフェッショナルでありながら、30 年以上の芸歴を積んだ男性ライフスタイル系タレントのパイオニア。整理収納に“笑い” を取り入れたセミナーが話題となり、年間講演依頼数は150 本、著書・監修本は累計40 万部、SNS 総フォロワー数は40 万人超。“収育” を理念に掲げた一般社団法人日本収納検定協会を設立し、お片づけを楽しむ「収納検定」を日本や中国で定期開催中。

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「収納」3つの基本

基本① 一番よく使う場所からスタート

片づけを始める場所は、押し入れなど大きな収納スペースではなく「自分が一番よく使う場所」に。最初は一番使う引き出し1個からでOK。片付いた実感をすぐに得られます。

 

 

基本②「出す→分ける→しまう」で進める!

片付けには「出す→分ける→しまう」という順番があります。引き出し1つを選んだら、中身を全部出し、「いる・いらない」ではなく「使っている・使っていない」で分けましょう。判断基準は「この1年
間で使ったか」。1年間使わなかったモノは、今後も使わない可能性が高いのです。

 

 

基本③ 使わないものは見えるところに!

使わないモノをロフトや押し入れなど、目の届かない場所に置くと、結局は放置してしまいます。逆に玄関付近など目立つ場所に出しておくことで、誰かに譲ったり、売ったり、捨てたりして、なるべく早く処分しようという気持ちを持ち続けることができます。

 

 

スペース別・収納㊙テク「リビング」

お掃除グッズはリビングに!?

掃除グッズはリビングに置くのがおすすめ。家族全員が掃除用具の場所を把握でき、気づいたらすぐにきれいにする習慣がつきます。テレビ台の脇などのスペースを活用しましょう。

 

 

 

 

スペース別・収納㊙テク「キッチン」

キッチンを制す者は収納を制す!

コンロ下には熱を使うモノ(フライパン・鍋など)、調理台下には調理器具・調味料、シンク下には水に強いもの(ざる・タッパーなど)と、使う場所に応じて収納すると効率的です。

 

 

 

スペース別・収納㊙テク「クローゼット」

ハンガーにこだわるとクローゼットが変わる!

まずは人別、次にアイテム別に分けるのが基本。ハンガーの色と素材を揃えるだけで、見た目がすっきりし、服の枚数も把握しやすくなります。

 

 

 

スペース別・収納㊙テク「バスルーム」

お風呂は「床置きしない」が鉄則。

最近は壁にマグネットがつくバスルームが多いので、シャンプーボトルや掃除グッズを浮かせて収納すると、水切れがよく衛生的です。特に掃除グッズは目線より高いところにかけると、湯船に浸かっている時の視界に入らないので、リラックス効果も高まります。

 

 

 

まとめ

今回ご紹介したテクニックは、年末だけでなく、日頃から取り入れることで日常の家事がぐっと楽になります。

本当に必要なものだけに囲まれた家で、気持ちよく新年を迎えてください!

※写真はケイスタイル(株)提供

 

引用元:情報誌スマイリング2025年冬号

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