教えて!ポラスペシャリスト

「終活」はエンディングノートから始めるのがおすすめです。

記載する内容が決まっているので、書きやすいものから書いていくことができ、書き漏れも防ぐことができます。今回はエンディングノート作成のポイントをご紹介します。

株式会社中央住宅 岩本 大介さん

相続診断士、不動産終活士の資格を持つ、不動産に関する相続のスペシャリスト。
「ポラスのスマートシニアライフ」というWEB サイトでコラムも執筆しています。

「ポラスのスマートシニアライフ」

終活は「エンディングノート」からはじめよう

エンディングノートは
● 延命治療の希望や最後を過ごす場所
● 認知症になったらどうしたいか
● お墓は不要なので散骨してほしい
● 告別式は和やかなムードで執り行ってほしい

など、いつでも更新・修正できますので、今の時点の気持ちの整理として進めてください。

認知症と認定されると書いたこと自体が本人の希望かどうかの判断がつかないため、家族への意思表示としての効力がなくなってしまいます。

ぜひ日付をつけながら書き進めていきましょう。

「ヒト・モノ・カネ」で整理する

エンディングノートをつけていくと、整理しなくてはならないものが出てきます。
それが「ヒト・モノ・カネ」です。

最後の時、時間が許されるならば誰に会いたいか、告別式には誰に来てほしいか、お知らせのお手紙を誰に届けたいかなどの内容をリストにしておきましょう。

思い入れのあるものや受け継いだものなどは、形見として誰に渡すか考え、手紙にして整理。
本当に大切なものが処分されることを防ぐことができます。

通帳や持っている株、不動産が明確になっているだけで、残された家族は助かります。特に不動産は分けることが難しい遺産なので、不要な不動産は現金化しておくことをお勧めします。

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引用元:情報誌スマイリング2025年夏号

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